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執筆者の写真大地 岡田

正しい咀嚼について・・・🫰



こんにちは!岡田です!



スタジオに掲載しております「正しい咀嚼出来ていますか?」はご覧になられましたか?

今回はさらに咀嚼について深掘りしていこうと思います!




まず覚えておいてもらいたいのが、「消化、吸収は咀嚼から始まる」ということです。


スタジオ掲載の記事にも書きましたが、咀嚼あり咀嚼なしでは栄養の吸収率が変わります。


実際に行われた実験では、咀嚼なしより咀嚼ありの方が栄養の吸収率が高いことがわかりました。


数値で見てみると、咀嚼ありでは吸収率72%、咀嚼なしでは吸収率43%となりました。



このように、咀嚼の有無で栄養の吸収率が変わるので、「消化、吸収は咀嚼から始まる」と言えます。



では実際に、どのような経路で吸収されているのかを見ていきましょう。

少しマニアックになるので「ふ〜ん」くらいで見てください😂



まず咀嚼が行われることによって迷走神経が活性化されます。

迷走神経が活性化されることによって、唾液の分泌や、胃酸の分泌が促進されます。



胃酸の分泌が促進されると、十二指腸でセレクチンという消化管ホルモンの分泌が促進されます

このセレクチンが、胆汁、膵液の分泌を促します。



ここで膵液と胆汁の役割を見ておきましょう。



膵液は三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)を分解する消化酵素が含まれています。


糖質膵アミラーゼ、マルターゼ、ラクターゼ


タンパク質トリプシン、キモトリプシン、カルボキシペプチターゼ


脂質膵リパーゼ


これらによって三大栄養素は分解されます。



次は胆汁です。


胆汁は肝臓で生成され、脂肪の消化や老廃物の排泄、コレステロールの対外排泄などに関わっている消化液です。


胆汁の主な成分は水、胆汁酸塩、コレステロール、ビリルビン、リン脂質などから出来ており、肝臓で生成された胆汁は総胆菅を経て、十二指腸に送られ、食物の脂質に反応して排泄されます。



これらの物質が分泌された結果、小腸での消化が促進されます。



ざっくりではありますが、一連の流れはこんな感じです。


咀嚼→胃酸分泌→消化管ホルモン分泌→小腸での消化と吸収



上記の流れで消化と吸収が行われるので、咀嚼をなくしては消化器の働きも無くなります。


1口約30回噛むことで、消化器系全体の働きを改善、サポートしてくれるともいいますので、皆さんも噛む回数意識してやってみて下さい!



正しい咀嚼で正しく吸収できるよう頑張っていきましょう👍



では、また!



PS.最近寒くなってきてるので体調管理気をつけましょう✌️



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